カテゴリ /和漢書
書名
是は御ぞんじのばけ物にて御座候  
コレ ワ ゴゾンジ ノ バケモノ ニテ ゴザソウロウ  
著者
羽川珍重∥画  
ハネガワチンチョウ  
羽川珍重沖信稿  
出版地 江戸
版元(出版者) 村田屋治郎兵衛
巻冊 ;;1冊
大きさ(cm) 18.2×13.1cm
判型
和漢書種別 草双紙
分類 日本文学/小説・物語/江戸時代/赤本・黒本・青本/
書誌注記 新日本古典籍総合データベース書誌ID100053217
資料解説 『江戸時代特別資料展』図録解説p.8「町人の文化は絵本からも始まる。「是はごぞんじの…」は「赤本」、「弘法大師…」「恋塚…」は「黒本」、「漢楊宮」は表紙に草色を用いたので「青本」と呼ばれ、赤本よりやゝ年長者の読者を対象とする。」/『子供の遊び』図録解説p.2「その表紙の色から赤本と呼ばれ、子供の目を楽しませるために挿画に重点をおき、その余白に形式的に添えられた僅かの文字とセリフ、子供にせがまれて年上の兄弟か親たちが傍で読み聞かせたものであろうか。内容も桃太郎や猿蟹合戦などのお伽噺の類が多い。赤本は消耗品として読み捨てられ現存するものは少ないといわれる。この絵題簽に1冊5丁、半紙半截の体裁はやがて黒本・黄表紙へと引つがれていった。本書は見越し入道とももんぐわが家来をひきつれて合戦を始め、やがて和談成立に至るという単純なストーリー。」/『第2回江戸資料展』図録解説p.8「赤い表紙をつけたいわゆる赤本は、子供相手の絵本が多い。「ぎおん大まつり」は見返しに土佐節の土佐少掾橘正勝や人形遣などの名も見える。宝暦頃浄瑠璃本が絵入りで幼童に供されたと声曲類纂にみえる。」/『古書錦絵展』図録解説p.7「入道と狸の化物の合戦を書いた子供むきのもの。原表紙 原題簽 表紙の赤色により赤本といわれる草双紙の1つ。子供むきの絵本として作られたものから発達した。」
文庫名 加賀文庫
請求記号 函21-16/函021-16
資料コード 4300677701
製作者 東京都立図書館
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