カテゴリ /江戸図
題名
 
ケイチョウ エドズ  
(題簽)「 全 慶長三年」,(通称)「別本」  
ケイチョウ エド ズ ゼン ケイチョウ サンネン,ベッポン ケイチョウ エド ズ  
出版年 [慶長7年(1602)成立か]、弘化2年(1845)写
大きさ 40.4×53.8cm
江戸図種別 その他の江戸図
書誌注記 写図 彩色;;;;;;;;;;;|//////////////|/
資料解説 2023文化財ウィーク第二会場(1)「徳川家康は、慶長8年(1603)に征夷大将軍に任じられると、江戸の大改造に着手します。本図は、家康が江戸に幕府を開く前年、慶長7年(1602)の江戸を描いたものとされています。測量によったものではなく、素朴なスケッチ風の図ではありますが、信頼できる最初の江戸図と言われています。外堀で囲まれた城の総構(そうがまえ)や内堀で囲まれた城内が形作られ、武家地や町人地が各地にみられます。(Map of Edo in the Keichō period )This map is thought to depict Edo in the seventh year of the Keichō period, 1602. It is a simple sketch-based map rather than being based on actual measurements, but is said to be the first reliable map of Edo.」,2019文化財ウィーク展示資料解説p.13(32)「現存する最古の江戸図を写した絵図と言われています。測量によったものではなく、素朴なスケッチ風の図ではありますが、信頼できる最初の江戸図とされています。「御城」を中心に現在の内濠周辺までが描かれています。左側下方の陸地に海が入り込んだ部分は、現在の皇居前広場から新橋駅あたりと思われます。地図中の人名、そしてこの入り江が慶長8年(1603)には埋め立てられていることなどから、慶長7年(1602)頃の江戸の町並みを記したものではないかと推定されています。(Edo Keicho Map, otherwise known as the Copy of Edo Keicho Map)This illustration is thought to be the first map of Edo created in the Edo period.  This map depicts the castle (Oshiro) in the center and includes the area up to the present day inner moat. It is assumed that it is a depiction of Edo's townscape in the year 1602 (7th year of Keichō).」,2013文化財ウィーク(2)「徳川家康(1542-1616)が江戸に幕府を開く前年の慶長7年(1602)の江戸を描いたものとされています。素朴な絵図ですが、外堀で囲まれた城の総構(そうかまえ)や内堀で囲まれた城内が形作られ、武家地や町人地が各地にみられます。史実と一致するところが多く、現存する江戸図の中では信頼できる最古のものとされています。」,2012文化財ウィーク(46)「江戸幕府が開かれる直前の慶長6-7(1601-1602)年頃の江戸の様子が描かれています。当時の実際の地形を描いたとされ、現存最古の江戸図といわれています。地名について「平河」ではなく「平河と云う(フ)所」などという表現から、地図を作ろうと意図して作成されたものではなく、心覚えのメモ程度のものとされています。『別本』ともいいます。」,2011-1大規模企画展『江戸の町づくり』リーフレットp.1「江戸幕府が開かれる直前の慶長6-7(1601-1602)年頃の江戸の様子が描かれている図といわれています。刊記に弘化2(1845)年に写した、と書かれていますが、信頼してよいと思われる現存最古の江戸図とされています。当図はほかに伝本がなく、当館のみが所蔵する貴重資料です。『別本』『慶長七年江戸図』ともいわれています。」,2003文化財ウィーク(3)「近世に入ってから最初の江戸図といわれる図。素朴なスケッチ風で、覚書のような図ではあるが、近世初期の江戸の姿を伺い知ることのできる1枚。地図中の人名、入り江の様子などから、慶長7年(1602)頃の図と推定されている。やはりと呼ばれる全く別の江戸図があるため「別本」と称されている。」,シリーズ江戸城 24「今回ご紹介するのは、徳川家康が幕府を開く前年の慶長7年(1602)頃の江戸の姿を描いたとされる絵図です。画面左の奥書によると、本図は弘化2(1845)年に古図から写されたもので、「御城地」の南東、青く塗り込めた部分に記された「此辺汐」について、「今大名小路(現在の丸の内周辺)ノ辺ならん」とコメントしています。神田山を削って埋め立てられるまでは、日比谷入江とよばれる海が江戸城のすぐ近くまで迫っていたとする他の記録と一致するものであり、現存する江戸図の中では信頼できる最古のものとされています。」
分類 地図/慶長///
文庫名 東京誌料
請求記号 A11-2/東A11-002
資料コード 4300037481
製作者 東京都立図書館
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